子猫の飼い方 育て方

人間の赤ちゃんと同じように子猫の時期は、最も手のかかる時期であり、一番大切な時期でもあります。というのも、猫の性格や体質、好みなどは、ほとんど子猫の時期に決まってしまうからです。

子猫の時期に正しいしつけを行わなわず成長してしまうと、後からしつけをやり直すことは難しくなります。

「子猫の飼い方 育て方」では、子猫の時期に正しい飼い方をしていただけるよう、子猫の育て方と正しい知識を解説していきます。

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目次
母猫と引き離す時赤ちゃん猫の保育離乳食と子猫の餌
トイレのしつけ動物病院で初検診

母猫と引き離す時

子猫を譲り受ける時は、母猫と離して家に連れてくる時期が大変重要になります。なぜなら猫は幼いほど環境の変化に対する順応力があり、歳を重ねるに連れて、環境が変わることがストレスとなるからです。ですから出来るだけ早い時期に譲り受けることをお勧めします。

と言っても、あまり早すぎてもいけません。生後3週目頃までは哺乳が必要なため、母猫と引き離さない方が良いのです。人工保育を行うことも出来ますが、十分な免疫力を得るためには母猫の母乳が最適です。

このような理由から、母猫と引き離して家に連れてくる最も適した時期は、生後4週目、ちょうど哺乳期から離乳期へ入ったあたりです。

そして子猫を連れてくるときの注意点ですが、猫は寒さに弱いということを考えておきましよう。生後4週目頃までの子猫は、体温の高い母猫のそばにいることで暖をとっています。ですから、母猫と引き離す時は子猫が寒がらないように気をつけてあげましょう。

冬場の寒い時期は特に注意が必要です。キャリーケースに布とホッカイロ入れて、暖かいように工夫してあげましょう。


赤ちゃん猫の保育

猫の成長は人間より数段早く、赤ちゃん呼べる時期は生後3〜4週目までの短い期間です。この時期に何らかの理由で、母猫がいない場合の人工保育方法を解説します。母猫がいる場合は、無理に引き離さず母猫に保育を任せたほうがいちばん良いでしょう。

環境と室温(ベット作り)

猫は寒さに弱い生き物です。赤ちゃんの時期に風邪をひくと非常に危険ですので、暖かい部屋で常に暖をとれるようにしておきましょう。

赤ちゃん猫が、入れる大きさの箱やカゴを用意し、底の部分に柔らかいクッションと毛布代わりのタオルケットを敷きます。そこに猫を寝かせて上からも軽いタオルケットをかけてあげます。中にはカイロを入れて、赤ちゃん猫が寒くないようにしてあげます。これでベットは完成です。後はカイロが冷めたら交換してあげてください。

ミルクのやり方

母猫の母乳の代わりに、猫用のミルクで哺乳を行います。必ず猫用のミルクを与えるようにしてください。牛乳を与えるとお腹を壊してしまいます。哺乳瓶も猫専用のものがあります。回数と量は、猫用ミルクの注意書きに従ってください。

最初は哺乳瓶に、ミルクを入れて少しずつ飲ませてあげてください。なかなか素直に飲んでくれない子も多く、根気の要る作業です。自分で飲まない子猫は、少し強引に口の中に乳首を入れて少しずつミルクを出してあげてください。それでも上手く飲めず、何日も飲めない状態が続く場合は、動物病院に相談し、スポイト等で飲ませる方法を試してください。 哺乳を行う期間は生後3〜4週目までが目安です。

排泄について

生後3〜4週目まで、目も見えておらず歩くことも出来ない時期の子猫は、自分で排泄することが出来ません。ティッシュやガーゼ等を肛門にあてて、軽く刺激を与えてあげると排泄します。


離乳食と子猫の餌

生後3〜4週間を過ぎると、子猫は色々な食べ物に興味を示し始めます。しかし、まだ歯がしっかりと生えきってていませんので、硬いドライフードは食べることが出来ません。ですから最初は、猫用の離乳食を与えるようにします。

7週間を過ぎたあたりから、離乳食を子猫用のドライフードに移行していきます。ドライフードになかなか食いつかない時は離乳食とドライフードを混ぜて与えるようにしてください。徐々に離乳食の量を減らしドライフードに移行します。

通常餌の量は、「猫の体重」×「80kcal」が目安ですが、発育期の子猫はさらに沢山のカロリーが必要です。子猫用の高カロリーフードがありますので、「猫の体重」×「100〜200kcal」の量を一日3回程度に別けて与えるようにしてください。

その後、生後約1年までは、子猫用の高カロリーフードを与えるようにしてください。


トイレのしつけ

実は猫のトイレのしつけは、犬のそれと比べてもほとんど手がかかりません。そもそも猫は砂のあるところで用を足すと言う習性を持っているからです。このため、専用の入れ物に猫砂を入れて、発見しやすいところに猫のトイレを完備しれば、猫のほうが自ら進んでトイレで用を足そうとします。猫が自分で活動出来るようになったら、最初にトイレの砂のある場所に連れて行ってトイレの中へ入れてあげましょう。ほとんどそれだけで猫はトイレの場所を覚えます。

稀にトイレの場所が中々覚えられず、おもらししてしまう子がいます。その時には、子猫の活動範囲内の出来るだけ分かりやすい場所にトイレを完備してみてください。そしてしばらくは、子猫の様子を伺い子猫が何かを探すようにソワソワしだしたら、抱きかかえてトイレの中へ入れてあげてください。根気良く続けるうちにトイレの場所を覚えるようになります。

唯一、気をつけなければいけない点は、猫のトイレの清掃です。猫のトイレの清掃は出来るだけこまめにしてください。猫は、キレイ好きなのでトイレが汚れていると、トイレを嫌っておもらしをしてしまう原因になります。


動物病院で初検診

赤ちゃん猫の哺乳期が終わって、約3ヶ月までの間を目安に動物病院での初検診をおすすめします。病気の検査およびワクチンの接種、避妊と去勢の相談などを行います。ノラ猫を拾った場合には、既に何らかの病気を持っていることもあります。早めに検診を受けるようにしてください。

特に健康に問題がなければ、レボシューションと呼ばれる3種混合ワクチン(4000円前後)を接種しておけば安心です。後は獣医と相談し、避妊と去勢の時期を決めましょう。


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